3歳おすすめ絵本紹介

3歳の子どもにおすすめ!親子で過ごす時間を描いた絵本

親子 3歳おすすめ絵本紹介

こんにちは、pitarouです。
この記事では3歳の子どもにおすすめの、親子で過ごす時間を描いた絵本について紹介していきます。

3歳の子どもが喜びそうな絵本はありますか?

感受性が豊かになり、コミュニケーション力も発達する3歳児。
こちらでは3歳の時期にぴったりな、親子で過ごす時間を描いた絵本を3冊ご紹介いたします

3歳の子どもにおすすめ!親子で過ごす時間を描いた絵本

【1】『あのこはどーこ?』

  • 作・絵:マリサビーナ・ルッソ/訳:ほしかわ なつこ
  • 出版社:童話館出版
  • 定価:1,650円(本体1,500円+税10%)
  • 発行年:2012年10月20日
  • サイズ: 21×24cm
  • 頁数:32ページ

あのこはどーこ?
ベンのお母さんはアップルパイを作るのに大忙し。
手伝ってくれるようにベンに声をかけますが、ベンは「ぼく、いまから かくれるんだ。ぼくが かくれたら、おかあさん、ぼくを みつけてね。」という返事。
お菓子作りをしながらも、ベンの隠れ場所を次々と探すお母さん。
そして、最後にかくれていたのは…。
大人も、こんなふうに、子どもに接してあげられるといいなという気持ちになって、ほっこりする絵本です。

童話館出版HPより引用
おすすめポイント!

小さい子ってかくれんぼ大好きですよね。うちの子はカーテンにかくれて「ばぁ!」と登場する遊びをよくやっていました。
「ぼくをみつけて!」というベンもお母さんに見つけてもらえて大喜び!
何度でもお母さんに見つけてもらうのを楽しんでいます。

ベンのお母さんは忙しい家事の合間にもかかわらず、イヤな顔ひとつせずにベンの遊びたい気持ちを受け止めてくれます。
あちこち物をちらかしながら遊ぶ子に、冷静に片付けを教える事も忘れません。
こどもへの寛容さ、そして愛情を感じるお母さんの対応に、自分の子どもへの接し方を思い出しては反省しきりです…。

たくさん遊んでお昼寝したらおいしいアップルパイを食べましょう、なんてステキ!
最後まで愛情あふれる親子の日常を描いた絵本です。

【2】『ちいさなヒッポ』

  • 作:マーシャ・ブラウン/訳:うちだ りさこ
  • 出版社:偕成社
  • 定価:1,320円(本体1,200円+税10%)
  • 発行年:1984年1月
  • サイズ:25×24cm
  • 頁数:32ページ

全国学校図書館協議会・選定図書(1984)
ローラ・インガルス・ワイルダー賞(1992)
中央児童福祉審議会・特別推薦文化財(1984)


カバの子ヒッポは、母さんカバから厳しい言葉の特訓をうけます。母と子の愛情の物語を、みごとな木版画で美しく力強く描きます。

偕成社HPより引用
おすすめポイント!

温かく優しい木版画で、色彩のあざやかな絵が魅力的な作品です。

カバのヒッポがお母さんから言葉を教わります。
我が家の3歳児と同じく言葉の発達する時期なのでしょう。
いつもお母さんと一緒のヒッポが、言葉とともに生きる術を覚え、言葉を通して仲間とつながっていく。
ちょうど子どもと成長過程がかぶるので、より感情移入してしまいますね。

そして、一人で遊びに出ようとするヒッポ。
そこへワニが襲いかかります!あぶない!
ヒッポが必死におかあさんから教わった言葉「グァオ!」を叫ぶと、お母さんが助けにきてくれました!お母さん強い…!

ハラハラドキドキの展開もありつつ、成長する子どもとそれを愛情深く見守るお母さんの物語にいつも感動させられます。
絵も物語もステキな素晴らしい絵本です。

【3】『いっぽ、にほ・・・』

  • 作:シャーロット・ゾロトウ/絵:ロジャー・デュボアザン
  • 訳:ほしかわ なつこ
  • 出版社:童話館出版
  • 定価:1,540円(本体1,500円+税10%)
  • 発行年:2009年8月20日
  • サイズ: 25×21cm
  • 頁数:30ページ

お母さんと小さな女の子が散歩にでかけました。
黄色い花、空を飛ぶ鳥、美しい鐘の音…。
女の子の目線に導かれながら、なんともいえないすてきな時間を過ごしていきます。

童話館出版HPより引用
おすすめポイント!

お母さんと小さな女の子がお散歩に出かけるのですが、少し歩く度に女の子が何かを見つけて立ち止まり、いろいろなものを発見します。

子供が小さい頃って短い距離でも全然進まなくて、10分程度の道のりでも30分以上かかることも少なくありませんよね。
この絵本の女の子も少し歩いては何か見つけて立ち止まります。

「みて!」きいろい クロッカスの花
「みて!」ちいさな はいいろねこ
「みて!」あおい空に あおいとり
「みて!」色とりどりの かぜにおどるせんたくもの
「あれはなに?」ぎゅうにゅうやさんの うま
まるくてしろい小石をひろい
きょうかいのかねの音にじっとききいる

おうちにつくと つかれたのか「だっこ」
そこでおかあさんが女の子をだっこしながら語るのです。
「なんてたのしいおさんぽだったこと。
それになんてたくさんのものをみたことでしょう。
ありがとう、かわいい子。
おかあさんに、いろいろなものをおしえてくれました。」


私はここで不覚にも感動して泣いてしまいました…。
こどもはきょとんとしていましたが。

たわいもない子どもとの時間が宝物であることを再認識させてくれる、素晴らしい絵本です。

3歳の子どもにおすすめ!親子で過ごす時間を描いた絵本 まとめ

この記事では3歳の子どもにおすすめの、親子で過ごす時間を描いた絵本について紹介してきました。

感受性が豊かになり、コミュニケーション力も発達する3歳の時期。
絵本は親子のコミュニケーションのきっかけにもなるので、積極的に読み聞かせの時間を取ってみてくださいね。

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