3歳おすすめ絵本紹介

3歳の子どもにおすすめ!やさしい気持ちになる絵本

やさしい 3歳おすすめ絵本紹介

こんにちは、pitarouです。
この記事では3歳の子どもにおすすめのやさしい気持ちになる絵本について紹介していきます。

3歳の子どもが喜びそうな絵本はありますか?

自分の主張が強くなる3歳児ですが、同時に感受性が豊かになる時期でもあります。
こちらでは3歳の時期にぴったりな、やさしい気持ちになる絵本を3冊ご紹介いたします

3歳の子どもにおすすめ!やさしい気持ちになる絵本

【1】『おばけのバーバパパ』

  • 作:アネット・チゾン、タラス・テイラー/訳:やましたはるお
  • 出版社:偕成社
  • 定価:1,100円(本体1,000円+税10%)
  • 発行年:1972年6月
  • サイズ:23×26cm
  • 頁数:32ページ

全国学校図書館協議会・選定図書(1972)
日本図書館協会選定図書(1972)


姿を自由に変形できるおばけのバーバパパは火事場で大活躍して、町の人気者になります。
世界各国で愛読された軽妙な傑作絵本。

偕成社HPより引用
おすすめポイント!

バーバパパ誕生のエピソードが書かれた絵本
といっても、おばけでもなく動物でもない…?やはり謎の存在であります。

大きすぎてお家に置けないわ、と動物園に引き取られるも、不思議な能力ゆえに動物園からも追い出される…
ひとりぼっちで泣いてしまうシーンは、子どもも本気で悲しくなってしまいます。
でも、その不思議な能力でバーバパパは大活躍!
街の人たちを危険から守るヒーローに。
おかげでみんなから愛される存在となり、最後は賑やかで楽しく過ごすバーバパパ。
あーよかった!子どもはにっこり、大喜びです。

登場人物の表情や動きもユーモラスで、1ページごとに色々な発見があって何度読んでも読み飽きない絵本です
また、バーバパパのやさしい心が子どもの心に響くようで、読んだ後はなんだかやさしい気持ちになれますよ。

【2】『ちょっとだけ』

  • 作:瀧村 有子/絵:鈴木 永子
  • 出版社:福音館書店
  • 定価:990円(本体900円+税10%)
  • 発行年: 2007年11月15日
  • サイズ:27×20cm
  • 頁数:32ページ

弟が生まれて、なっちゃんはお姉さんになりました。
お母さんは赤ちゃんのお世話で忙しいので、いつもなっちゃんの要求に応えてあげるという訳にはいかなくなりました。
そこで、なっちゃんはいろんなことを自分ひとりでやってみます。
お姉さんになったからと頑張るなっちゃんですが、眠くなった時だけは、どうしてもお母さんに甘えたくなります。
お姉さんになったことで感じる切なさ、そしてそれを乗り越えることで成長していく子どもの姿を母親の深い愛情とともに描いています。

福音館書店HPより引用
おすすめポイント!

下の子が生まれたときにプレゼントしてもらった絵本です。
なっちゃんと上の娘の姿が重なり、読み進めるうちについ私の方が泣いてしまいました。
ママや下の子を気遣って頑張るなっちゃんの「ちょっとだけ」の言葉に胸が痛みます。
うちの長女はなっちゃんほど控えめではないので、堂々と「甘えたい」と言ってくれましたがそれでも下の子に手がかかる分、長女に我慢をさせているという後ろめたさをずっと抱えていました。

なっちゃんの「ちょとだけ抱っこして」ですでに泣いていましたが、ママが「いっぱい抱っこしたいんですけど いいですか?」と優しく言うところで泣きながら娘を抱きしめました…。

それからこのページを読む度ににいいですよーと抱きついてくる娘。
ぎゅうぎゅう抱っこするのが嬉しくて、笑顔をたくさんくれる絵本となりました。

【3】『わたしがあかちゃんだったとき』

  • 作:キャスリーンアンホールト/訳:角野栄子
  • 出版社:文化出版局
  • 定価:1,320円(本体1,200円+税10%)
  • 発行年:1990年11月11日
  • サイズ:20×20cm
  • 頁数:24ページ

「わたし、どんなあかちゃんだった?」3歳になる女の子が、自分があかちゃんだったときのことをお母さんに尋ねます。

文化出版局HPより引用
おすすめポイント!

この絵本を読み始めると話が尽きないので、時間に余裕がある時に読むことをお勧めします。

「それなあに?」「あかちゃんのおようふくよ」から始まる、女の子とお母さんの会話だけで話が進んでいきます。
生まれた時のこと、おっぱいをのんだこと、おふろや散歩が大好きだったこと…
写真をみながら1歳の誕生日パーティーをするところまで話がはずみます。

「わたしは、どんなあかちゃんだった?」と子どもの質問が始まると、次から次へと話に花が咲き、なかなか終わりません。

絵本の最後は「あたしもうあかちゃんじゃありませんよう。おおきくなったんだもん。3つになったんだもん」という女の子のセリフ。
この場面で、(あぁ!もうあかちゃんじゃないんだ!)と我に返り少し寂しい思いもしつつ、大きくなったなぁと成長を嬉しく思う気持ちで胸がいっぱいになります。
懐かしい思い出と成長の喜びを感じられる、素晴らしい絵本です。

3歳の子どもにおすすめ!やさしい気持ちになる絵本 まとめ

この記事では3歳の子どもにおすすめのやさしい気持ちになる絵本について紹介してきました。

感受性が豊かになってくる3歳の時期にぜひ、おすすめしたい絵本です。

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