2歳おすすめ絵本紹介

2歳の子どもにおすすめ!感性をはぐくむ絵本

かんせいをはぐくむ 2歳おすすめ絵本紹介

こんにちは、pitarouです。
この記事では2歳の子どもにおすすめの、感性をはぐくむ絵本について紹介していきます。

2歳の子どもが喜びそうな絵本はありますか?

お友達との関りの中で、やさしさや思いやりなどの気持ちが育ってくる時期。
この時期に想像力や発想力を養ってくれる絵本に出会うと感性が育ちますよ。
2歳の時期にぴったりな、感受性をはぐくむ絵本を3冊ご紹介いたします!

2歳の子どもにおすすめ!感性をはぐくむ絵本

【1】『かみさまからのおくりもの』

  • 作:ひぐちみちこ
  • 出版社:こぐま社
  • 定価:1,320円(本体1,200円+税10%)
  • 発行年:1984年
  • サイズ:19×24cm
  • 頁数:28ページ

誕生のとき、神様が一人一人の赤ちゃんにくださる贈り物。
それはその子の個性。
子どもは、自分のもらったものに気づき、親は、子が授かった感謝の気持ちに立ち返る印象的な絵本。
出産祝いに贈られ続けています。

こぐま社HPより引用
おすすめポイント!

「魔の2歳」いわゆるイヤイヤ期でしんどいなあ、という時にこの本に出会い、産まれて間もない頃の新鮮な喜びを思い出しました。

この本を読むたびに、この子にはこの子の良さがある。それが神さまからのおくりものなんだ、と気づかされます。
どんな子供もいろんな個性を持って生まれてくることをついつい忘れてしまって、周りと比べてしまう事もありますよね。
でも子ども達の個性を「かみさまからのおくりもの」と考えて、誉めて伸ばしてあげられたらいいなと思うようになりました。
子どもに、というより私のための絵本のような気がします

【2】『のろまなローラー』

  • 作:小出 正吾/絵:山本 忠敬
  • 出版社:福音館書店
  • 定価:990円(本体900円+税10%)
  • 発行年:1967年01月20日
  • サイズ:20×27cm
  • 頁数:28ページ

車が安全に走れるように、道を整備するローラー

ロードローラーのローラーが、重い車をごろごろ転がしながら道をなおしていると、トラックが邪魔だと叱りながら追い越していきました。
お次は、黒いリムジンがローラーをわらいながら追い越していきます。
小型自動車にもバカにされたローラーですが、それでもやっぱり道を直していきますと、先ほどのトラックがパンクで困ってため息をついています。
そう、ローラーのおかげででこぼこ道が平らになり、みんなが安全に走れるのです。

福音館書店HPより引用
おすすめポイント!

道路を直すローラーくん。
でこぼこ道を直すので、ゆっくりゆっくり走ります。だから「のろまなローラー」なのですね。
途中、大きなトラックや立派な自動車が文句を言ったり邪魔者扱いしては追い越していきます。
すると道が直っていないところではパンクが続出。
ローラーくんの役割が伝わったみたい。みんな、お礼を言って走り去っていくのです

のろまなのには訳がある!みんなのために道路を一生懸命直していたんですもの。
この本を通してみんなそれぞれ個性や役割があることや、誰かのおかげで快適に過ごせる事を知るきっかけになればいいな、と思います。

繰り返しの内容とリズムのある文章がいいですね。
最初はローラー君をばかにしていた車たちが悪いことをした、と素直に謝ったりきちんとお礼を言えるところがとってもステキだと思いました

【3】めのまどあけろ

  • 文:谷川 俊太郎/絵:長 新太
  • 出版社:福音館書店
  • 定価:990円(本体900円+税10%)
  • 発行年:1984年02月15日
  • サイズ: 22×21cm
  • 頁数:24ページ

思わず口ずさみたくなる 現代のわらべうた

「めの まど あけろ おひさま まってるぞ みみの まど あけろ だれかが うたってる」、「ひっちらかし とっちらかし おっぽらかし おおあらし」、「ふとんのうみに もぐったら よるのさかなが はねている ねんねんころり ねんころり」……。
目覚めてから眠るまで、子どもたちの日常生活が、リズミカルなことばに彩られます
谷川俊太郎と長新太が手がけた、思わず口ずさんでみたくなる現代のわらべうた絵本。

福音館書店HPより引用
おすすめポイント!

音読した時のことばの響きやリズムが楽しい本です。
目を開くことを「めのまどあけろ」と表現するところもステキですね。
2歳児にとって少し難しいところはありますが、ことばの響きやリズムを楽しむ絵本としてとても良い作品です。
ストーリー性があるようでないようで…色々と場面がとぶ感じなので、最初はちょっととまどいました。でも何回も声に出して読むうちに、子ども達すっかりハマってしまい、いつの間にかフレーズをいくつか口ずさむようになりました!
絵の雰囲気も、この不思議な本にマッチしていてとても良い作品だと思います。

2歳の子どもにおすすめ!感性をはぐくむ絵本 まとめ

この記事では2歳の子どもにおすすめの感性をはぐくむ絵本について紹介してきました。

お友達との関りの中で、やさしさや思いやりなどの気持ちが育ってくる時期。
この時期に想像力や発想力を養ってくれる絵本に出会うと感性が育ちますよ。
ぜひお気に入りの1冊を見つけてみてくださいね。

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