こんにちは、pitarouです。
この記事では2歳の子どもにおすすめの「こどもらしさ」を描いた絵本を紹介していきます。
2歳の子どもが喜びそうな絵本はありますか?
子どもの気持ちや自主性を尊重してあげたいこの時期には「こどもらしさ」を描いた絵本がオススメです!
こちらでは2歳の時期にぴったりなおすすめ絵本を3冊ご紹介いたします。
2歳の子どもにおすすめ!「こどもらしさ」を描いた絵本
【1】『おでかけのまえに』
- 作:筒井 頼子/絵:林 明子
- 出版社:福音館書店
- 定価:990円(本体900円+税10%)
- 発行年:1981年10月20日
- サイズ:22×21cm
- 頁数:24ページ
ピクニックにでかける前の女の子のはずむ気持ち
福音館書店HPより引用
日曜日の朝、あやこは飛び起きます。
カーテンを開けると、お日様が顔を出しているので、ピクニックの決行です。
台所にいくとお母さんがお弁当作りの真っ最中です。お父さんもバッグに荷造りの途中です。ピクニックにでかける前の、小さい女の子のはずむ心と、子どもの気持ちに寄り添う両親の姿をていねいに描きだしています。
ごくあたりまえの家庭を舞台にした、のびやかでほのぼのとした絵本です。
やんちゃ盛り、イヤイヤ真っ盛りの2歳児は出かけるのも一苦労。
お出かけの準備で忙しい時に限って、お弁当や荷物をめちゃくちゃにしてしまう。
メイク道具で顔はべとべと。やっと外に出たと思えば、転んで一瞬で泥だらけ。
私ならきっとイライラして怒ってしまいそうです(笑)!
でもこの絵本にでてくるあやこちゃんのおかあさん、おとうさんは怒りません。
気持ちに余裕がなくなっているとつい、大人の都合で子どもを叱ってしまいますが、子どもとしては嬉しくって張りきってるだけ。素直にお手伝いしたいだけなんですよね。
あらためてこどもへの接し方を考えさせられる絵本でした。
なかなかできない時もあるけれど、あやこちゃんのおかあさん、おとうさんのように心に余裕をもってこどもに接していきたいなと感じました。
【2】『ぎょうれつぎょうれつ』
- 作・絵:マリサビーナ・ルッソ/訳:青木久子
- 出版社:徳間書店
- 定価:1,430円(本体1,300円+税10%)
- 発行年:1994年11月28日
- サイズ:21×25.8cm
- 頁数:24ページ
●国際読書学会最優秀児童図書賞受賞
徳間書店HPより引用
「ごはんですよ」と呼ばれたのに、サムは、つみきをならべはじめました。
「ぎょうれつ ぎょうれつ、つみきのぎょうれつ…」一見ちらかしているように見えても、子どもにとっては想像力あふれる遊びの世界。
子どもの気持ちがよくわかる、と評判の絵本。
主人公のサムの行動に「あるある~」と思わず笑ってしまいました。
「ごはんの時間よ!」と呼ばれて移動する間だって、テーブルにたどり着くまでは全力で遊びたいんですよね、子どもって。
そして優しいお母さんの対応がとってもステキ!
まず「すごいわね」とほめてから「でもね…」と手短に注意し、最後は「おかあさんも サムのこと だいすきよ」と気持ちをきちんと伝える。
本当に理想のお母さんですよね。
こんなふうに子どもを受け止められるようになりたいなぁ、と優しさをもらえる絵本です。
【3】『ノンタンぶらんこのせて』
- 作・絵:キヨノサチコ
- 偕成社
- 定価:660円(本体600円+税10%)
- 発行年:1976年8月
- サイズ:19×16cm
- 頁数:32頁
ノンタンはぶらんこをひとりじめ。友だちとなかなかかわろうとしません。
偕成社HPより引用
幼児のエゴと自発性をたくみにとらえた、ゆかいなお話。
ブランコをひとり占めしようとするちょっとわがままなノンタンのお話です。
「魔の2歳児」と言われるこの頃は、自我の目覚めの時期なのでおもちゃを独り占めしたい!
でもお友達とも仲良くしたい!そういういろいろな気持ちにふりまわされて、子どもも大変な時期です。
取り合いっこは、子供同士ではよくあるトラブルですが、絵本を通して自然に自分で考えるようになるのっていいですよね。
「おまけのおまけのきしゃぽっぽ~」はまさに魔法の呪文!
楽しく歌えばうちもの子もおもちゃをお友達に貸してあげられるようになりました!
この歌は応用がきくので、お風呂やお着替えなどいろいろ使えてとっても助かりますよ。
2歳の子どもにおすすめ!「こどもらしさ」を描いた絵本 まとめ
◆この記事で紹介した絵本一覧◆
【1】『おでかけのまえに』
【2】『ぎょうれつぎょうれつ』
【3】『ノンタンぶらんこのせて』
この記事では2歳の子どもにおすすめの「こどもらしさ」を描いた絵本について紹介してきました。
子どもの気持ちや自主性を尊重してあげたいこの時期にぜひ、お気に入りの絵本を見つけてみてくださいね。
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