こんにちは、pitarouです。
この記事では3歳の子どもにおすすめの大好きなお友達の絵本について紹介していきます。
3歳の子どもが喜びそうな絵本はありますか?
お友達と遊ぶ機会が増え、社会性が発達していく時期ですね。
お友達の真似をしたがったり、人の行動を自分の知識として蓄えていこうとする3歳の時期にぴったりな、大好きなお友達の絵本を2冊ご紹介いたします。
3歳の子どもにおすすめ!大好きなお友達の絵本
【1】『おりこうなビル』
- 作・絵:ウィリアム・ニコルソン/訳:つばきはら ななこ
- 出版社:童話館出版
- 定価:1,430円(本体1,300円+税10%)
- 発行年:2011年12月20日
- サイズ:18×24cm
- 頁数:28ページ
ドーバーのまちにすむおばさんから、家に遊びにきませんかとお誘いの手紙が届きます。
童話館出版HPより引用
大喜びのメリーは、お気に入りの物をりょこうカバンに詰め込み準備を始めますが、なんと一番大切なビル・ディビスを詰め忘れてしまいます!
絵がレトロでとっても味わい深い絵本です。
文章が手書きなのもステキ。文章はシンプルなのに対して、絵の情報量が多い!
一場面ごとにインパクトのある絵柄が存分に説明してくれます。
とにかく見せ方が上手。
主人公のエリーの子どもらしい行動や、「なんと!!」「よりによって!!!」の言葉に1ページを使っているところも面白い。人形の泣きっぷりもユーモアたっぷり。
そこからの大逆転…まさに「おりこうな ビル」!
大切なお人形のお友達とのやりとりを、生き生きと描いた作品です。
【2】『だるまちゃんとてんぐちゃん』
- 作・絵:加古 里子
- 出版社:福音館書店
- 定価:990円(本体900円+税10%)
- 発行年:1967年11月20日
- サイズ:20×27cm
- 頁数:28ページ
てんぐちゃんのもっているものが欲しいよう
福音館書店HPより引用
だるまちゃんは友だちのてんぐちゃんの持っているものを何でも欲しがります。
てんぐのうちわや素敵な履物、なんとしまいには鼻まで。
お父さんのだるまどんは思いつく限りの物を集めてきますが、だるまちゃんのお気に入りはいつも意外なところに……。
だるまちゃんとだるまどんはどんなアイデアを思いついたでしょう?
ユーモアあふれる物語と楽しいものづくしの絵本。
大人気「だるまちゃん」シリーズの第1作です。
加古里子さんらしい、細か~い描写が魅力の絵本。
帽子一つをとっても様々な種類が並び、見ていくのがとても楽しいです!
だるまちゃんのワガママっぷりが、我が家の3歳児と重なって「わかる、わかる!」となります。この時期はお友達の真似をするのが大好き。
お友達の持っているあれが欲しいよう!なんてセリフ、何度聞いたことか…。
それにしてもだるまちゃんのお父さん、だるまどんの器の大きいこと!
辛抱強く子どもの話を聞いて、出来る限り応えてあげる…わかっていてもなかなかできないなぁと反省させられます。
結局はだるまどんの用意したものではなく、だるまちゃんが自分のアイデアでてんぐちゃんの持ち物と似たアイテムを手に入れていく様子がまた面白いですよね。
子どもの発想力ってすごいなぁ、と日常でも感じる事があります。
でもこの本で一番いいと思うのは、てんぐちゃんのやさしさです。
てんぐちゃんの持ち物を真似して持って来ただるまちゃんに、「いいのがあったね!」と一緒に喜んであげるやさしさ。
自分がつかまえたトンボよりも大きなスズメを捕まえただるまちゃんと、肩を組んで仲良く遊べるてんぐちゃんに拍手です。
3歳の子どもにおすすめ!大好きなお友達の絵本 まとめ
◆この記事で紹介した絵本一覧◆
【1】『おりこうなビル』
【2】『だるまちゃんとてんぐちゃん』
この記事では3歳の子どもにおすすめの大好きなお友達の絵本について紹介してきました。
お友達が増え、社会性が発達していくこの時期にぴったりの1冊を見つけてみてくださいね。
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