こんにちは、pitarouです。
この記事では4歳の子どもにおすすめの、すてきな物語の絵本について紹介していきます。
4歳の子どもが喜びそうな絵本はありますか?
理解力が発達するこの時期は、少し長い物語も楽しむことが出来ますよ。
こちらでは4歳の時期にぴったりな、すてきな物語の絵本を2冊ご紹介いたします。
4歳の子どもにおすすめ!すてきな物語の絵本
【1】『すてきな三にんぐみ』
- 作:トミー・アンゲラー/訳:いまえよしとも
- 出版社:偕成社
- 定価:1,320円(本体1,200円+税10%)
- 発行年:1969年12月
- サイズ:30×22cm
- 頁数:38ページ
中央児童福祉審議会・特別推薦(1971)
偕成社HPより引用
国際アンデルセン賞・画家賞・次席(1980)
国際アンデルセン賞・画家賞・次席(1978)
宝集めに夢中だった、黒マントに黒帽子の3人組の大盗賊。
ひょんなことから孤児たちを集め、すてきなお城をプレゼントしました。
絵本の題名と表紙の絵がどうにも合わない気がしますが、読んでなるほど、最後は孤児を助けるというお話しでした。
ただ、奪ったお金で孤児を育てたとしても、それで本当に子どもたちは幸せだったのかと考えてしまう点もあります。
案の定、子どもは「すてきじゃないよね?いいことしても、人のものを取ったらダメだよね?」とみごとなツッコミ。
「取ったものもらっても、うれしくないよね」「泥棒はダメだよね」などなど、4歳ともなると善悪はきちんと理解しているようです。
筋道立てて意見を伝えることができるようになっていて、びっくりしました。
子どもと一緒に善悪を考える機会をくれた、すてきな絵本でした。
【2】『マドレーヌといぬ』
- 作・絵:ルドウィッヒ・ベーメルマンス/訳:瀬田 貞二
- 出版社:福音館書店
- 定価:1,430円(1,300円+税10%)
- 発行年:1973年05月10日
- サイズ:31×23cm
- 頁数:56ページ
川に落ちたマドレーヌを助けたのは……
福音館書店HPより引用
みんなと散歩に出たマドレーヌは、いたずらが過ぎてセーヌ川へどぼん!
そのとき1匹の犬が飛び込んで助けてくれました。
勇ましい犬を連れて帰り、ジュヌビエーブと名付けて、みんなで犬のお世話をします。
しかしある日、評議員たちが検査にやってきました。
ジュヌビエーブを見つけると、「規則違反だ!」と騒ぎ、外に追いやってしまいました……。
アメリカ最高の絵本賞、コールデコット賞受賞の絵本です。
主人公のマドレーヌがとにかくおてんばで面白い子です。
そのマドレーヌが川に落ちた際、助けてくれた犬をみんなでこっそりと飼うお話です。
ジュヌビエーブと名付けたかしこい犬を、頭の硬い偉そうな大人たちが追い出してしまいます。
子ども達とミスクラベルがジュヌビエーブを探すシーンではパリの街並みがたくさん描かれていて、味わいのある細かな描写が楽しめます。
そして最後はあっと驚くサプライズ展開!
物語がしっかりしていて楽しめるのと、言葉の響きの良さもすてきな絵本です。
4歳の子どもにおすすめ!すてきな物語の絵本 まとめ
◆この記事で紹介した絵本一覧◆
【1】『すてきな三にんぐみ』
【2】『マドレーヌといぬ』
この記事では4歳の子どもにおすすめのすてきな物語の絵本について紹介してきました。
知能・理解力が発達するこの時期は、少し長い物語も楽しむことが出来ます。
ちょっと難しいかな?と思うくらいの本でも大丈夫!ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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