4歳おすすめ絵本紹介

4歳の子どもにおすすめ!想像力をかきたてる絵本

想像力 4歳おすすめ絵本紹介

こんにちは、pitarouです。
この記事では4歳の子どもにおすすめの、想像力をかきたてる絵本について紹介していきます。

4歳の子どもが喜びそうな絵本はありますか?

想像力が豊かになって、空想の世界を楽しんだり、大人が考えもしないような世界観を持つようになります。

こちらでは4歳の時期にぴったりな想像力をかきたてる絵本を5冊ご紹介いたします

4歳の子どもにおすすめ!想像力をかきたてる絵本

【1】『ジャイアント・ジャム・サンド』

  • 作・絵:ヴァーノン・ロード/訳:安西徹雄
  • 出版社:アリス館
  • 定価:1,430円(本体1,300円+税10%)
  • 発行年:1976年4月1日
  • サイズ:19×26cm
  • 頁数:32ページ

チクチク村へやってきた400万びきのハチの大群をやっつけようと、村人みんなで考えだしたわなは……。面白く美しい絵本。

アリス館HPより引用
おすすめポイント!

400万匹のハチの大群を村人総出で、力を合わせて退治するお話なのですが、その方法というのがなんとも奇想天外でユニークなんです!
それはそれは大きな「ジャイアント・ジャム・サンド」を作って、中にハチを挟みこんでしまうという壮大な発想が面白く、子供心をつかんで放しません。
大きなパンをこねたり焼いたりする場面も面白いですし、それをどうやって切るのか、どうやってバターとジャムを塗るのか・・・。
本当にそんな方法で蜂がやっつけられるの?と思いつつ夢中で読んでしまいました。
完璧な作成成功に気分もスッキリ爽快です!

挿絵には個性的な村人や働く人達がたくさん登場してきて、どのページも絵本の隅々まで楽しめます。
また、読んでいて、リズム感のある文章が、なんとも心地いいのです。

リズミカルな文章と細かく書き込まれた絵。
何度でも、繰り返し読みたくなるとても楽しい絵本です。

【2】『おちゃのじかんにきたとら』

  • 作・絵:ジュディス・カー/訳:晴海 耕平
  • 出版社:童話館出版
  • 定価:1,650円(本体1,500円+税10%)
  • 発行年:1994年9月15日
  • サイズ:26×19cm
  • 頁数:32ページ

ある日、ソフィーとお母さんがお茶の時間にしようとしていると…、
「ごめんください。ぼく とても おなかが すいているんです。おちゃのじかんに ごいっしょさせて いただけませんか。」と毛むくじゃらのとらがはいってきます。
そこでお母さんは言います「もちろん、いいですよ。どうぞおはいりなさい」
ふたりは次々に食べものをすすめ、それを、とらはぜんぶ食べてしまいました。
家じゅうの食べ物も飲み物もなくなってしまうまでです!

童話館出版HPより引用
おすすめポイント!

お茶の時間、家に突然トラが来るという一大事。
それなのに女の子と母親は普通に歓迎します。
当たり前のように紳士的にソフィーの家に上がりこんで、食べ物と言う食べ物を全部平らげてしまったトラは、最後に水道の水まで全部、飲んでしまいます。
でもなぜか慌てない家族・・・。
お父さんが帰ってきても、トラが現れたという異常事態にも驚かず、「食べ物がないなら外食へ行こう」と誘います。

もう色々ツッコミたいことが多すぎ!
現実的な世界とファンタジーが混じった不思議なお話です。
こういう空想の世界を楽しむには、頭をまっさらにして読むのが一番。
「もう、トラさん食べすぎ!」とか「みんな楽しそうでよかったね」など、子どもと一緒に素直に世界観を楽しむことができますよ。

【3】『からすのパンやさん』

  • 作・絵:かこさとし
  • 出版社:偕成社
  • 定価:1,100円(本体1,000円+税10%)
  • 発行年:1973年9月
  • サイズ:26×21cm
  • 頁数:32ページ

いずみがもりのからすのまちのパンやさんは、子どもたちの意見を参考にして、すてきな形のパンをどっさり焼きました。

偕成社HPより引用
おすすめポイント!

発売から40年以上。かこさとしさんの絵本といえば一番にこれを思い出すくらい、私も子どもの頃大好きだった絵本です
何と言っても圧巻は、見開きいっぱいに描かれたユニークなパンの数々。
ずらりと並んだたくさんのパンは何度見ても飽きることはありません。

からすの夫婦がパン屋を営んで、4羽の子どもたちを一生懸命に育てます。
子育てしながら自分たちのお店を切り盛りをしていくのは大変なこと。
こどものお世話でパンやさんのお仕事がままならなくなりますが、それでも一家は明るく力強く乗り切ります。
そのうち子ども達の宣伝のおかげでいつの間にかお店は大繁盛!
子ども達もお父さんと同じ帽子をかぶり、頑張ってパン屋さんを手伝います。
1人前に張り切っている姿が微笑ましくて、こちらまで嬉しくなります。
少し長いお話ですが、最後まで飽きずに釘付けになるくらい楽しい絵本です。

【4】『まよなかのだいどころ』

  • 作:モーリス・センダック/訳:じんぐうてるお
  • 出版社:冨山房
  • 定価:1,540円(本体1,400円+税10%)
  • 発行年:1982年9月20日
  • サイズ:28.6×21.7cm
  • 頁数:40ページ

真夜中に目を覚ましたミッキーが台所へおりていくと、パン焼き職人が働いていました。
そしてミッキーはふしぎな世界に入りこみます。
ニューヨークの風景と台所を重ね合わせ、漫画の手法も取り入れた楽しい絵本。

冨山房HPより引用
おすすめポイント!

「かいじゅうたちのいるところ」で知られるセンダックの、とっても不思議なお話です。
正直、頭の固い私には理解が追い付かない絵本だったのですが・・・子どもは気に入ったみたいで何度も持ってきます。

お話は突拍子もなくて、センダックの独特の世界。
時々何を考えているかわからない子どもの脳味噌の中を垣間見た気分です。
子どもの空想の世界は、大人の頭では想像できないものだなと思いました
独特の絵がお話の不思議な雰囲気を盛り上げています。
少し不気味で怖くて、でもとっても魅力的。
まさに子どもの想像力をかきたてる絵本のようです。

【5】『ともだちつれて よろしいですか』

  • 作:ベアトリス・シェンク・ド・レーニエ/絵:ベニ・モントレソール/訳:渡辺 茂男
  • 出版社:童話館出版
  • 定価:1,650円(本体1,500円+税10%)
  • 発行年:2003年10月15日
  • サイズ:24×20cm
  • 頁数:48ページ

おうさまとおきさきさまが、「ぼく」をお茶会に招待してくれました。
「ぼく」が「ともだち つれて よろしいですか」と尋ねると、おうさまは「いいとも いいとも」と歓迎してくれます。
そこで「ぼく」が連れてきた「ともだち」は、なんときりん!
みんなでお茶をいただきます。
その後、おうさまとおきさきさまは何度も「ぼく」を招待してくれますが、そのたびに「ぼく」が連れてくる、とんでもない「ともだち」に、時折困った顔をしながらも、寛大に受け入れてくれて…。

童話館出版HPより引用
おすすめポイント!

1965年のコールデコット賞受賞作品。1964年の作品ということですが、古さを感じさせないおしゃれで品のある絵本です。
王様とおきさき様は、様々な予想だにしないお友達にびっくりしますが、大らかで肝っ玉が据わっているようです。
驚きながらも上品に歓待する様子が、なんとも愉快です。
何度も「ともだちつれてよろしいですか」と、繰り返しの文章が続きますが、次はどんなお友達だろう?と、どんどん楽しくなってきます。
最後は僕たちが動物園でお茶を頂くことになりますが、みんなが笑顔で最高にハッピーでした!

 4歳の子どもにおすすめ!想像力をかきたてる絵本 まとめ

この記事では4歳の子どもにおすすめの、想像力をかきたてる絵本について紹介してきました。

4歳頃には想像力が豊かになって、空想の世界を楽しんだり、大人が考えもしないような世界観を持つようになります。
成長を感じる4歳の時期にこそ、想像力をかきたてる絵本がおすすめです。

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